スプリンタートレノ AE86型
-
AE86とは
1983年に登場したAE86型カローラレビン/スプリンタートレノは、コンパクトなFRレイアウトと軽量ボディが特徴です。特にDOHC 4A-GEUエンジンは高回転まで吹け上がり、意のままに操れるハンドリングで、多くの走り屋を魅了しました。アニメ『頭文字D』での活躍もあり、その人気は今も衰えることを知りません。
-
AE86の魅力
AE86の最大の魅力は、その素直な挙動と軽量さからくるコントロール性の高さにあります。パワーは控えめながらも、ドリフト走行の楽しさを存分に味わえることで、初心者からベテランまで幅広い層に愛されています。カスタムパーツも豊富で、自分だけの1台を追求できる点も魅力です。
RX-7 FC3S型
-
FC3Sとは
1985年に登場した2代目RX-7、FC3S型は、リトラクタブルヘッドライトと流麗なボディラインが特徴です。搭載される13B型ロータリーエンジンは、ターボチャージャーの追加により、先代のSA22Cから大幅にパワーアップ。その独特のエンジンサウンドと加速感は、多くのファンを虜にしました。
-
FC3Sの魅力
FC3Sは、先代から続くロータリーエンジンの魅力をさらに洗練させました。ターボによるトルクフルな加速と、FRらしい安定した走行性能を両立。スポーツカーとしての完成度が高く、ワインディングロードからサーキットまで、様々なステージでその性能を発揮できるオールラウンダーです。
RX-7 FD3S型
-
FD3Sとは
1991年に登場した3代目RX-7、FD3S型は、その流線形の美しいデザインと、シーケンシャルツインターボを搭載した13B-REW型ロータリーエンジンが最大の魅力です。軽量化と低重心化が徹底され、その走りは「ピュアスポーツ」と称されるほどでした。
-
FD3Sの魅力
FD3Sは、ロータリーエンジンの可能性を極限まで追求したモデルと言えるでしょう。圧倒的な加速力と、FRとは思えないほどの高いコーナリング性能は、当時の国産スポーツカーの中でも群を抜いていました。その官能的な走行性能と美しいスタイリングは、今も多くの車好きを魅了し続けています。
まとめ
AE86の「操る楽しさ」、FC3Sの「洗練されたロータリーの走り」、FD3Sの「究極のピュアスポーツ」。それぞれ異なる個性を持つ3台のFRスポーツは、日本の自動車史において非常に重要な存在です。これらの名車たちが、これからも語り継がれていくことでしょう。